飛んで、打って、転んで、落ちました

今日はKFトレイルへ。
緑山の練習日だったのだが、トレイルでバイクと自分のバランス調整をしたかったと同時に単純にトレイルに行きたかった。また最近緑山は走りこんでいるので、気分を変えたかったことも大きいかな。



ローカルの3WAさんのお話によるとそれなりの人数が集まるとのこと。
O寺さんを迎えに行き、現地へと向かう。東京では曇天だった空も、あら不思議。殆ど雲がみえないほどのお天気。23区内にまだいるライダーからの電話では雨が降っているとのこと。大正解だ。
夏場のあの森のような草がウソのように枯れ、トレイルが全て復活していた。毎週のようにローカルの方がメンテされているとのこと。脱帽です。
現地に着くとも既に3WAさんは到着済み。一番デカイラインの4つめのキャニオンの整備に余念がない。なんともデカイアプローチ。絶対僕にはムリ。

ぼちぼちとライドは始まった。まずはOKTが男のbigラインの3つ目まで完全制覇。この男の成長は留まるところしらないなあ。どんどんスタイリッシュになっている。見てて惚れ惚れする

そしてローカルの方々。若手は狂ったように繰り返しジャンプを練習していた。できれば、途中でエスケープや緊急停止できるようにもしたほうがいいね。今後の成長には必要なスキルだから。

なんと言っても3WAさんはすげえ。さすがローカルだけあって、バンバン飛んで見せてくれました。最後の撮影でも良いショット連発でした。ありがとうございます

38Kさんの飲み込みにも恐れ入りました。やはりトップライダーは違いますね。ちょっと「こうしたほうが・・・」というだけでその通りで来てしまうその器用さには脱帽です。

オレンジ8君はちょっと乗っては調整、交換を繰り返していた。あのひたむきさは見習うべきだろうなー。でもあそこまでは無理だなーと同時に思ったりして(笑)。セッティングが最終的に出たようで良かった。

僕と一緒に行ったO寺さんのエアトリックも少し見ないとレパートリーが増えている。O寺さんは僕のジャンプ師匠。彼にとってもう殆ど哲学といってもいいんじゃないかと思うことがある。
彼とのライドは本当に楽しい。

そして塾長。こちらも黙々とBMXで飛びまくってました。


え?私ですか?
そりゃもう、飛んで、打って、転んで、落ちましたよ(笑)。

新しいバイクについてはサスがまだ慣れない。以前のRLCに比べれるとスムースに動いてしまう感がぬぐえないからだ。余計すぎる動きではないけれど、もう少し動かなくてもいいかなと思う感じ。(じゃあもうサスなんていらねーじゃん、というアナタ。それは正解。)
でも違和感があるほどではないので、そのままで大丈夫だろう。レースを走ってみてもう少し様子をみようと思う。
それにしても音のしないバイクは素晴らしい。あのパキパキという音は集中力を削ぐし
何より不安にさせるからね。

暫く飛んでいたが、自分でもわかるほど上体が固い時が多い。リラックスできているときもそれなりにあるが、バラついてしまう。そのうち左側のラインで何気なく飛んでいるとバランスを完全に崩しリップの抜けで体が傾いてしまった。瞬間固まってしまいクラッシュ。
自分の体が先に投げ出され、バックサイド側にある溝の角にめがけてまっしぐらに落ちていく。

(やべー。。。。。骨やっちまうのか〜。サヨナラか〜。)

ちょっとだけゆっくり時間が流れたのに、「ぐはっ」の音と同時にみぞおちのちょっと上、心臓があるあたりのど真ん中から落ちた。溝の角(土だけど)に丁度落ちたのでピンポイントに衝撃を受けた。

「うー、うー」

とうずくまる。息が出来ているのか出来ていないのか自分でもわからない。とりあえず呼吸はしているようだ。でも吸い込めている感じが希薄。しばらくすると、呼吸が落ち着いてきた。良かった。
顔や骨に異常がないかいろいろ触ってみる。顔は平気そうだ。出血も無い。胸のあたりもいろいろ押してみたが大丈夫だ。ラッキーだった。もしどちらかに傾いて落ちていたらアバラ骨は間違いなくいっていただろう。それほど衝撃は大きかった。
ほんの少し脳震盪を起したらしく。ちょっとだけフラつく。しかしそれも直ぐに解消。しばらく休憩したのち、また乗れるようになった。

一つ収穫だったのは真中のラインに初めて進入したこと。一つ目のキャニオンと二つ目が詰まっていてバックサイドに合わせられないと二つ目のリップに突き刺さるか、止まれず飛び出してしまうだろうからなかなか進入する気になれないでいたのだ。

今回は来るにあたって必ず1度は入ってみせると誓っていたので左のラインでバランスを見つつ、その機会を伺っていた。何回も下見した後、初めて進入。

クリア!!

すごい嬉しかった。
2回目に進入した際に、最初の小さなダブルを意識しすぎてノーズが上がってしまい
リップがキチンと使えない。ヤバイと思って急停止をかけたが止まりきれず
諦めてブレーキをリリース。バイクを前に送り勢い良くはじき出した。

予定では、リップのトップ手前に足がつくはず。。。。。だったが、勢い余ってそのまま空中へ。

まるで最初から失敗しているバックフリップのように両手足を延ばしたまま背中からキャニオンの谷間に落ちた。幸いにも完全なキャニオンではなかったので、それほどの高さからではなく腰を強打しただけですんだし、あまり痛くなかったのでラッキーだった。

撮影は自分の修行にかまけていたので夕方からで思うように撮れなかった。もう少し早い時間から撮ればよかったと後悔。次回は頑張りますので。

と、打って、転んで、落ちて大満足の一日でした。
by CS-R_SUZY | 2004-12-12 22:25 | ライド
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