今更ですが、、、

o.s.d.s.のレポートを書いてみました。。

今更ですが、、、_a0019834_2142955.jpg





ASTデュアルスラロームはとても楽しみにしていた大会。今回はハシラ@CSRと遠征。お盆の帰省時期に当たるため、慎重に深夜の移動したが結局通常どおりで全く渋滞も無く現地に到着。今回の芝スラではタイヤが厳しく規制されているため選択に悩んだが、SMXで使用した
NEVEGALが使えないと聞いて、「まあいいや」と使い込んでセンターがほぼセミスリック化しつつあるラーセンTT(笑)(つまりは緑山仕様そのまま)で出ることにした。このときは「お祭りだからさ!」と気軽に考えていたが後にしっかり後悔することになる。

受付では高山さんにお願いして、パレナスXのフライヤーを配らせていただいた。受け取って頂いた皆様ありがとうございました!!!中には「頑張ってね」と励ましていただいた方もいらっしゃりとても嬉しかったです。

エントリーを済ませバイクをハイクアップしてスタート地点に。

正直シンドイ。。。。。

先ずは赤ラインから走ってみる。キャンバーのタイトターン、次の旗門へのキツイ角度など結構難易度が高い。


が、楽しい!!


しかし当然のことながらバイクを倒しこんで行こうとするとショルダーブロックが小さいTTでは滑る滑る。こりゃあ、マズイ。マズイぞぉー。
2本目の試走のために上ると「タイムアタックは青ラインだって」との話を聞き、青の練習に絞る。トーナメント戦におけるタイムアタックは本戦での難易度に大きく左右するため失敗できない。滑るタイヤ&Vブレーキで突っ込みすぎてもタイムロスするだけなので、しっかり減速してアウトインで進入しTTの軽いコギに賭けて漕いで稼ぐ方法に変更。タイヤの限界を確かめつつ皆が走ってできるラインに惑わされないように気をつけて走った。

【予選】
エキスパートクラスの第一走者は私なので前走者の走りを観ることが出来ないが、スポーツクラスのライダーのコーナリングを見て、どこらへんが滑りやすいのかをチェックする。
スタート。第1,2旗門はほぼ直線に行き、第3旗門の手前で左に振りながら足を出してイン側へ。おわわ、、、、とアウトへ膨らみつつ次の旗門を睨んで漕ぎはじめる。第4,5の旗門を通りタイトターンである第6旗門は充分に減速。コンパクトに回って直線的に漕ぐ。ここでイン側へ付かずに心持ちアウトに振りつつ早めにブレーキをして最終旗門をコンパクトに回る。早めに漕ぐとアウトに膨れるがこけることはないので、そのまま走る。何故か少し足を止めてしまい加速しきれずゴール。自分でも守っているなあ。。。と思ったがまずまずの出来だったので、後続を見守る。22秒5で結果は3位。みんな突っ込みすぎ(笑)。

休憩がてら、ヴィンテージクラスを観戦。
メチャメチャ面白い。
何が面白いって、審査員のみんな。興奮しすぎ(笑)。この日、teisuke氏がとてもMCが上手いことが発覚。是非SMXでも解説MCして欲しいです。

決勝のヒートを確認すると、ハシラ君とは決勝まで当たらない。最初のヒートがなんと横田@ハブ毛JAPAN。JOSFの因縁の対決だ(笑)。2人の予選タイム差は1.5秒程度。こちらも抑えて走っていたのでまだタイムに余裕があるしこちらのほうが心理的にも有利。それに横田氏はアオリに弱い(笑)。仲間なので基本的にずっと一緒にいるから、休憩時間にも虚虚実実の駆引きが繰り広げられた。予選で失敗したハシラ君は1戦多く走らなければならないが元々の実力からすれば決勝進出できるはず。ならばぜひともCSRでガチンコしたいところ!僕も負けないようにしなくてはと思う。

決勝前に強く雨が降ってきた。タイヤがTTの僕には雨によるコンディション悪化は断然不利になる。コケれば終わる1ヒート目でコケたら終わりだ。でもそれもまたちょっと楽しみでもある。何せ楽しむためのレースなのだから。


【決勝ヒート】
まず横田氏とのヒート。BMXゲートを使ってのスタート。いつもと違うのは平ペダル。問題ないと思っていたが、スタートして直ぐに左足のペダルが外れて踏み外しそうになる。SPDの癖で引き足を使おうとしてしまうのだ。おかげでスタートがメチャメチャ遅れた。
だが、予想的中!プッシュした横田氏転倒。横目で転がっているのが見えた。この勝負貰った(笑)。しかし次のヒート何があるか分からないので、そのままゴール。2ヒート目もスタートが上手く出来ない。ムリせずタイミングを遅らせてスタートする。完全な守りの走りでコースを確かめつつ余裕の勝ち抜け。ゴメンね〜。

準決勝ヒートは白ジュンこと相澤淳。これも緑山ローカルで仲間内。レース前でも談笑する。かれはBMXは上手いがコーナリングは下手。特にスリッパリーでキャンバー路面は大の苦手。普通に走れば問題なく勝てるはずだ。

だが1ヒート目で波乱発生!1ヒート目私は青ライン。タイム的にも有利なラインを走っていた僕はリアが大きくはじかれペダルオフ。転倒こそしなかったが完全にストップし、大きく遅れてしまう。結果1.3秒の差。

「おおーこりゃー、まずいぞーまずいぞー」

と笑いながらスタート台へ上る。2ヒート目。1本目は談笑していた淳が一言もしゃべらない。勝機が見えてきたからだろう。集中している。僕は普通に走れば上回れるタイム差なので、それほど緊張することもなくゲートにつく。問題はスタート。どうしてもペダルが離れてしまうので、ペダルの力配分を調整。ペダル位置を変えた。結局攻めすぎた淳は転倒。そりゃそうだ、あんなに固くなってちゃね。これもごっつぁんです。

だが、ゴール後はメチャメチャ嬉しかった。何故ならハシラ君も決勝進出!CSRガチンコなのだ!!


【決勝】
決勝前にまた降りだした雨。折角TTでもグリップしやすくなっていたのに台無し(笑)。1本目は不利な赤ライン。第4旗門近くで転倒しかけ、足を着いてしまう。必死に挽回して1.5秒差でゴール。次はタイム的に有利な青ライン。赤と青のタイム差は経験上1〜1.5秒。ということはトータルタイムは互角なはず。自分は1.5秒以上上回らなければならないため、攻めで行くしかない。

スタート前にハシラ君にタイヤを見ながら
「これ見て。TTでようやったと思うやろ?」
と話し掛けると、
「あ、TTやったんですよね。ちょっと気が楽なったわ」
ああ、敵に塩を送ってしまった。。。

決勝2本目スタート。第3旗門まで突っ走る。ブレーキングを遅めにしたが、アウトに振るのが少し少なく外に逃げていく。さあ、漕ぐぞ!と思った瞬間に一瞬でフロントが抜け吹っ飛び、体が1回転。「やってもうたー」。焦りつつバイクに跨り走り出すが第5鬼門のなんでもないところでリアが滑り再度転倒。
「????」

ここで「終わった!」と思うと同時に「何かせにゃあ」とスイッチが入る。
最終鬼門にめがけて鬼漕ぎ、そしてフルブレーキ。しかも転倒体勢(笑)。ズザーっと滑っていく。最後ゴールを越えてもまたスライド。勿論わざとですが、、、
ゴール後タイヤを見ると芝と泥でスリック化してました。これじゃあグリップしないわな。と大いに納得。

それにしてもこんなにアドレナリンが出たヒートは久しぶりだ。仲間でのガチンコがこんなに面白いとは思わなかった。

高山さん!!またやりましょう!!



サポートしていただいた小川さん、みなさん、高山さんありがとうございました!!


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by CS-R_SUZY | 2005-08-29 02:25 | レース
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