結構違いました。

私のカメレオンは、桑名SMX#1で旧型XTRクランクを壊したため急遽クランクを交換して上越に遠征したのだが、コース1周目でブチこけたので新しいクランクにしてまともに乗ったのは今日が初めてだった。。。ということを乗ってから暫くして気がついた。

よくよく考えてみれば上越遠征前に、クランクとともにハンドル幅も変更しチューブもフライウェイトに交換。SMXの時に比べいろいろ手を加えていたのだが、そんなことを気にせず(というかすっかり忘れて)いつものように走り出したのも怪我をした一因かもと思う今日この頃。怪我した理由って探せばいろいろ出てくるものね(苦笑)。

【痛いほどの教訓(笑)】
セッティングを変えたときはちゃんと感触を確かめてから乗りましょう!



で、何が言いたいのかといいますと、クランクの交換した印象が結構あったので書いてみようかと。

滝山ツーピースでペダリング中にいきなりペダルオフしそうになることがあった。身体が思うように動いていないこともあるけれど、クランクの剛性がとても高い(この剛性の高さは明確に分かる)ので、下手くそなペダリングをすると足が負けてしまう。実は以前から24クルーザーにはsaintを付けていたんだけど、クルーザーではあまりそんなことは感じなかった。MTBでこれほどの違いを感じたのは以前のクランクとの感触の違いとフレームを含めた全体的な剛性感の違いなのだろうか。。。
正直なところ、ハブ毛の横田氏の言う通り、STや4Xではsaintまでの剛性は必須ではないと思える(勿論耐久性は考慮しない上でですが。。その点では私の場合はsaintが正解だ(笑))。逆に剛性が多少低い方が初中級者にとっては走りやすかったりするのではないだろうか。高剛性=正解とは必ずしも言えない気がするのですね。


結構違いました。_a0019834_0362937.jpg


ちなみにこれが新しいクランク回り。泥汚れはご愛嬌(笑)。
クランクはsaint 175mm、チェーンガイドはアウトプレートと下側ローラーだけmrp、あとはblack spireといういわゆる「ニコイチ」。アウタープレートはblackspireに単体売りが無かったのでmrpを使っただけで特に意味は無い(デザインはおがちょさんのお任せで。さすが格好良く収まってます)。対して下側ローラーはblackspireを買った当初にローラーの材質が硬くチェーンが暴れ外れやすかったためにmrpのローラーを多少加工して代用した苦心の策。




閑話休題。

僕はチェーンでバイスにはガイドプレートなしのアームとローラーのみという組み合わせは使わない。理由は単純で、ガイドプレートがあるほうが怪我しにくいと考えているから。チェーン外れのトラブルがmaximumトルクをかけている時に発生するとペダルを踏み抜いて、膝やかかとの筋に大きなダメージを受けてしまう可能性が高い。ガイドプレートがあれば外れる際に抵抗になるので一気に踏み抜くことを少しでも軽減できるのではと考えているのです。実際、経験上チェーンがデバイスと絡まってクランクが固まってしまうほうが、チェーン切れやチェーン脱落でクランクがフリーになるより遥かに安全。踏み抜きはとてもバランスを崩して危ないからね。トップライダーならばともかく、我々レベルのライダーがチェーンガイドを取って軽量化したところで大して変わらないし、ショートトラックは絶対的重量が大きく成績に響く競技でもないから軽量化はメリハリをつければ充分。最終的にはバイク全体としてのバランスが取れていれば多少重くても安定した乗りやすいバイクになるし。とはいえ、基本的にはプレートなしでも駆動系を毎回チェックしていればそうそう外れることはないはずなので、こういう考え方もあるんだねぐらいで軽く流しておいてください(笑)。


ということで日々のチェックをお忘れなく>>>特に自分。はい、気をつけます。
by CS-R_SUZY | 2005-05-31 00:20 | セッティング
<< ロルフィングのセッションを開始... 乗ってきたよ。 >>